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2009年10月

今週の訴え

毎週火曜日は朝の訴えの日です。

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↑この写真は事務局の方に撮ってもらいました。新しいカメラでありがとう~happy01

今日のテーマは、70パーセントと高い支持率を維持し続ける連立政権、鳩山首相の所信表明演説についてです。
26日に行われた所信表明演説は、抽象的だとの声が大変多くありました。確かに、中身については、首相が自分の言葉でわかりやすく具体的な政策について語るというよりも、鳩山政権が目指す社会、政治の理想を国民に語りかけたような感じでした。
しかし、私はこれでよかったと思っています。
なぜなら、ここの具体的な問題は、各委員会でしっかりと議論していけばよいことであり、所信表明演説では、破壊され続けた国民生活をどのように変えていくか、ビジョンを示すことが必要だからです。この方向性を鳩山首相は基本的に示していました。
官僚依存から、政治主導への転換、税金の無駄遣いの排除、「コンクリートから人へ」の政策転換、地域主体など、このような方向性を示すことこそが今現在重要であったと思っています。

ただ、具体的な問題については、必ず各委員会で問題にしなければなりません。
特に普天間基地、地位協定、この問題ではアメリカから強硬な態度が既に示されています。しかし、3党合意の下、担当大臣は決して弱腰にならず、しっかりとした対応をしていかなければなりません。
日本郵政人事についても、官僚OBである点について批判が出ています。この問題もしっかりとした対応をしなければなりません。

所信表明演説の中で、私が一番問題だと思った点は、政治資金の問題です。
ここ所、鳩山首相の政治資金問題が何点か取り上げられています。
この問題を、首相は所信表明で陳謝していますが、このようなことは前代未聞であり、今後あってはならないと思います。そのために、政治と金の関係については透明にしていかなくてはなりません。
私達社民党は政治と金の関係を透明にするため、企業からの政治献金の禁止を打ち出しています。
これを全党が早急に実施することが重要だと考えます。

私達社民党は2人を閣内に送り出し、政権与党として、3党合意の実施をしっかりと求め、生活再建のために頑張ってまいります。

政権を 支えるために 社民党 地域の中で 党強化する

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東京大空襲学習会

10月23日青梅市総合体育館で東京大空襲学集会が開かれました。
この学集会は、西多摩平和センター、平和憲法を守る西多摩の会の共催で行われました。

1945年の東京大空襲で、東京はアメリカ軍のB29による100回以上の無差別迫撃を受け、10万人余りが死亡し、100万人が被災したと言われています。
112人の原告は東京大空襲訴訟原告団を結成し、政府に対して「戦後の後始末をきちんとせよ」と謝罪と賠償を求めて、2007年3月9日に東京地方裁判所に提訴しました。

今回の学集会には二人の講師ををお招きしました。
一人目は、青梅市在住の被害者で、東京大空襲訴訟の原告団の一人でもある方です。この方には、当時の実態などについてご報告をいただきました。
印象的だったのは、ご家族についてのお話と、戦後苦労されたお話です。
講師の方は、当時11歳で、埼玉のお寺に一人で疎開していたので一命をとりとめられたのですが、ご家族4人は東京大空襲により、尊い命を奪われてしまいました。
防空壕代わりに使用していた地下室から、お姉さんは椅子に座ったまま土砂で埋まったままの入り口に、階段の所では、お父さんと、お父さんに庇われたお母さん、また、その下からはお母さんに抱きしめられた弟さんが、発見されたのだそうです。「まさに父が母と子を、母は子を守る形だった」とお話しいただきました。
その後、講師の方は、上野の地下道で「浮浪児生活」もしたり、生きるために悪いこともしそうになったり、とても学校で学べる状況ではなかった辛い常況を経て、祖父母の写真展の再開で戻り、家業の手伝いをしながら現在に至っているそうです。
「青梅に住むことになった後も、両親がいないため大変苦労をしたが、国からの援助は何もなく、家族4人を亡くしている自分と、軍人の家族として恩給等をもらう人たちとの間になぜ取扱の差があるのか」と訴えられる言葉に強く共感いたしました。

二人目の講師は、東京大空襲訴訟弁護団の一人である杉浦ひとみ弁護士です。
杉浦弁護士からは訴訟の経過等につきお話いただきました。
今回の訴訟は2回に渡って申立てが行われ、国の対応は、請求原因につき全部否認、証拠調べも不要とのことでした。
争点は、原告より、①外交保護義務違反②救護義務違反、立法の不作為、行政不作為、先行行為に基く条理上の作為義務違反、被告より、いわゆる「受任論」で最高裁判決の引用がありました。
判決については、既に結審しているので、12月には出るだろうとの報告がありました。
他にも、原告被害者からの聞き取りをしている時に、余りの悲惨さに聞いている弁護士も涙してしまうような状況があったこと、また、この裁判が始まるにあたり、60年も前の事が本当に裁判として成り立つのかのと、不安もあったことなど、担当弁護士ならではの視点で率直にお話くださいました。

私はこの学集会を開催して本当に良かったと思っています!!戦争では軍人、民間人を問わず犠牲になり、かつ圧倒的に多かった民間人の被害は救済されず戦後何年にも及んでいる事実、戦争で得るものは本当に何もないとの事実を再確認できたからです。

このような貴重な経験を共有しているはずの現在の世界で、今なお戦争が起きています。
戦争反対の運動を更に強化しなければと強く感じました。

裁判に 勝利するにも 運動を

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三多摩集会

10月21日三多摩集会が三多摩平和センター主催で開かれました。
ここには、平和センターに結集する労働組合、西多摩平和センター、八王子勤労センター、横田騒音訴訟、神奈川県厚木基地訴訟の仲間、平和憲法を守る西多摩の会、政党からは社民党、民主党などから、多くの仲間が集まりました。
米軍再編、米軍と自衛隊の一体化に反対し、横田基地の整理、縮小、撤去を求めることをメインスローガンにし、加えて、日米軍事同盟の反対、原子力空母の横須賀母港化の撤回、普天間基地の即時返還、辺野古への新基地建設反対、自衛隊の海外派兵反対、憲法改悪反対、ミサイル防衛の強化反対を掲げ、各団体より挨拶や決意表明がありました。

私は、社民党を代表して挨拶の壇上に立ちました。
私からは、社民党は連立政権に参加した政権与党として、三党合意の下でしっかりと平和問題に取り組んで行くこと、そして地域の皆さんと連携を更に強め、平和運動を連帯して行っていくとの決意を挨拶に代えさせていただきました。

その後、デモ行進が行われ、福生公園を出発し、横田基地を回って福生駅までのコースを歩きました。私達社民党は、この中で、社民党の旗を持って、歩いてきました。

団結に 勝るもの無し 闘いに

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今週の訴え

今週は3点に絞り河辺駅で訴えました。

1点目は、鳩山連立政権が誕生して1ヶ月が経過した現在の状況です。
報道には、内閣支持率は高い水準を保っており、マニフェストを実行するため頑張っているとあります。
しかし、内閣は、民主党の選挙時のマニフェストだけを実施しようとしているわけではなく、社民党、民主党、国民新党との政権合意に基いた政権運営がなされ、三党が協力しあって政権を動かしています。
また、10年度の概算要求は95兆380億円と過去最大でありますが、これは政権合意の下、生活優先とするマニフェストを実現しようとするために膨れ上がったものです。
ただ、税収が落ち込む現在、首相は赤字国債で賄うとしていますが、国民はこれを望んでいるのでしょうか。一時的に赤字を補填するために発行される赤字国債は、将来の世代に負担を強いることになり、これを望む国民は少ないはずです。
小泉改革の中で長期にわたってなされてきた生活破壊(日本の相対的貧困率は、2007年調査で、15.7%とOECD加盟30カ国の中で、メキシコ、トルコ、アメリカに次いでワースト4になっているそうです!!)現政権も時間をかけて、優先順位を付けて早急にやらなければならないところから可能な範囲で手を付けていくべきだと思います。

2点目は、10月21日に福生公園で行われる三多摩集会の呼びかけを行いました。
アメリカも日本も政権交替により、戦争への道が和らいだように見えましたが、アメリカのアフガンへの兵力増強等を見ると、その基本方針は変わっていないように見えます。今こそ私たちが戦争反対の運動を強化することが大切であり、そのための運動強化が求められているのだと考えています。

3点目は、10月23日に平和憲法を守る西多摩の会、西多摩平和センターの共催で行われる学習会「東京大空襲を考える」への参加を呼びかけました。
1945年3月に米軍のB29爆撃機が無数の焼夷弾を落とし、東京は焦土と化し、その被害も甚大なものでした。
戦争責任を曖昧にしてきたこれまでの自民党政府に太平洋戦争の後始末をきちんとさせるために、空襲死者を追悼し、戦争の責任を明らかにし、被災者の人権を守るために、国を相手に「謝罪と補償」を求めて起こした訴訟が「東京大空襲訴訟」です。
この訴訟の原告と弁護団の弁護士を講師としてお招きし、戦争の真実を学ぶ学習会への参加を駅付近のみなさんに呼びかけてまいりました。

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「国際反戦デモに参加と理解」の訴えに参加

13日に福生駅にて国際反戦デモのための訴えがあり、私も参加してまいりました。
10月21日には三多摩平和運動センター主催の三多摩集会が行われます。米軍再編、米軍と自衛隊の一体化に反対し、横田基地の整理、縮小、撤去を求めるこの集会は、福生公園にて行われますが、午後7時30分からは会場を出発するデモも予定されています!
この集会の成功のため、様々な団体が共にチラシを配り、道行く人に参加を呼びかけました。

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社民党からは私、高橋勝が代表して訴えを行いました。
政権交代を実現し、現在は3党合意に基く政権運営が行われています。
そこでまず、平和に関する合意事項、特に沖縄県の普天間基地の県内移設、インド洋沖での給油活動、ソマリア沖の海賊対処に闇雲に自衛隊を出すことに反対であると私からは訴えさせていただきました。
続いて、西多摩にある横田基地の問題についても訴えさせていただきました。横田基地については、自衛隊航空司令部を移転し、米第5空軍司令部との共存による防空やミサイル防衛の運用に関する連携等日米の軍事一帯が進んでいるという現状があるからです。

ぜひ一人でも多くの方に福生市民会館のそばにある福生公園においでいただき、三多摩集会を共に盛り上げていただきたいと思っています。
もちろん、当日の集会でも、社民党の代表として私、高橋勝がご挨拶をさせていただく予定です。

運動で つかみとらねば 平和の世

福生公園

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ノーベル平和賞

09年のノーベル平和賞をアメリカオバマ大統領が受賞しました。
「核兵器のない世界」の実現を掲げ、対話と交渉を通じた国際紛争の解決を目指した点が評価されたそうです。
確かに、プラハ発言、国連での核廃絶決議、気候変動問題への取り組み等評価される点はありましたが、実績よりもやはり「未来」に期待しての授賞だったのではないでしょうか?

オバマ大統領は約1億3千万円の賞金を慈善団体に寄付し、授賞式にも参加すると表明していますが、アメリカでの反応は複雑です。アメリカ国内では、賞に縛られ、国益を守る判断を下す際に、重荷になるのではないかとの見方もあり、お祝いムード一色ではないようだからです。このような状況下でオバマ大統領がどの様に具体的に核の削減に取り組んで行くか、今後、世界中から注目を集めることになると思います。

来月12日にはそのオバマ大統領が来日します。是非広島、長崎に足を運び、原爆の恐ろしさ、悲惨さを目に焼き付けていただきたいと思いましたが、日程の関係上今回訪問は予定されていないとのことでした。これは多くの日本国民の願いでもあるだけに非常に残念です。

オバマ大統領の受賞は核廃絶への一つのきっかけに過ぎませんが、これを期に反核、平和の運動が世界的にさらに盛り上がるようにしなければなりません。我々は、いまこそ原水禁運動の更なる強化、日常的な運動の強化をしていかなくてはならないと強く感じました。

核兵器 一利なくして 害ばかり

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